いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの真鍋純子です。

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アメブロに記事をアップしております。

今回は、パートナーシップで大切なニーズの満たし方のお話しです。

が、今回書かせていただいた「お願い」のポイントは

パートナーシップにかぎらず

対人関係全般で傷つきにくくなる考え方です。

よろしければお読みくださいね。


心地良い関係をつくるためのパートナーへの「お願い」で大切なこと

パートナーは、大人になった私たちが一番身近に感じる存在の一つです。

だからこそ、パートナーに対して

自分のことを分かってほしい・察してほしいし、願いを叶えてほしい等々、

ニーズが色々とでてくるものです。


ニーズ(欲求)と言われると、何だか甘えているような、自分が弱くなったような、イヤな感じがする方もいらっしゃるかもしれませんね。


ただ、ニーズは誰にでもあるものですし、パートナーシップは、別名「相互依存」というように、お互いを頼りにして、お互いのニーズを満たし合う関係でもあります。


だから、ニーズをダメなものだと思う必要も、嫌う必要もないのです。


ただ、どんなニーズも、パートナーだからといって
当たり前のように満たしてもらえるという訳ではありません。


まずは自分自身の本当のニーズをつかむことと、相手に満たしてもらうために伝える、お願いすることが必要です。


今回は、パートナーへ不満をためこまないように、ニーズを伝えるための「お願い」についてのお話しです。

「お願い」のポイント


「お願い」となると

「そんなの、言わなくてもわかってほしい。めんどくさい」と思うかもしれません。

また、
「お願いするのは申し訳ない」
「断られたらショックだから、言いたくない」
というお話もよくお聞きします。


なぜ、こう感じるのかは、
もちろんそれぞれの経験によって違うものです。


ただ、お願いに抵抗がある時というのは、

「相手の要望は、察して叶えるもの」とか
「お願いされたら、必ずきかなければならない」

というような暗黙のルールをもっていることが多いのです。

もちろん、「お願い」なので、頭では「断られることがある」「相手に選択権がある」と分かっているものです。


ただ、私たちは自分に近い存在であればあるほど、期待が大きくな

相手に自分の要望を伝える必要があることと、それを聞いた相手にどうするか選択権があることを忘れがちになってしまうものです。


だから、お願いをするときに大切なのは、

「”お願い”だから、相手にはそれをOKするかどうかの選択権がある」ということを思い出すことです。

「私の願いは、○○だけど、それをするかどうかは、あなたの選択に委ねます」という感じです。

「お願い」への苦手意識を軽くするために


お願いが苦手な方というのは、

過去にお願いを断られてすごくショックを受けたことがあったとか
そもそも自分の要望を口にできるような状況ではなかった、など

色々な背景があるかと思います。

ただ、先ほど書いたような「相手の要望は、察して叶えるもの」と
「お願いされたら、必ずきかなければならない」というような
暗黙のルールがあることが多いのです。


例えば、「お願いするのは、迷惑だ」「申し訳ない」と感じるとしたら、
あなた自身が、人からのお願いを断ってはいけない、と思っていませんか?


私たちは自分に選択権がないもの、強制されるものというのは、自分で選んでやる場合いよりもしんどく、抵抗感を感じるものです。


もしあなたが、人からのお願いを断ってはいけない、と思っていたとしたら、
相手に自分がお願いしたら、相手にも「あんな思い」をさせてしまう、それは迷惑だ、申し訳ないと思ってしまうのです。


でも、先ほど書いたように、お願いはどうするか選択していいものですし、条件付きOKでもいいのです。

あなた自身が、自分の都合が悪い時や、やりたくない時は、断ってもいいと思えた分だけ、相手にお願いする苦手意識も減ってきます


また、いつも察して、言われる前に相手のニーズを満たしてきた方は、それをやめてみるとか、自分に余裕がある時や、やってもいいと思える時だけにする、というのも1つです。


過去に、人の要望を断れる状況になかったという方や自分の願いを口にできる状況になかったという方も、もし、今なら違う反応がかえってくる可能性も大きいのです。


++

「お願い」は心地良いパートナーシップをつくるために必要なコミュニケーションの1つです。

ニーズは「お願い」という形で伝えることが大切ですし、そのお願いをどうするかは、あなたにも相手にも選択権があります。

もし、NOであったとしても、お互いが満たされるように、そこからさらにコミュニケーションをとっていくこともできます。

不満をためず、心地よい関係をつくるために、チャレンジしてみませんか?



最後までお読みいただき、ありがとうございました。