いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの真鍋純子です。

アメブロに記事をアップしました。

今回は、幸せを遠ざける思い込み、特に頑張り屋さんの方がはまりやすい思い込みについてです。


「幸せになるのは難しい」と思ったら

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「幸せになりたいから色々頑張っているのに、なかなかうまくいかない」

「変わらなきゃと思うけど、なかなか一歩踏み出せない」

もし、あなたがこんな風に感じているなら

幸せにまつわる思い込みが
かえってあなたを幸せから遠ざけているかもしれません。


この思い込みを手放して、幸せの感度を高めると
あなたが思い描いている幸せにより近づきやすくなります。


「○○がないと、幸せになれない」と思っていませんか?

例えば、
「パートナーがいないと幸せにはなれない」のように

「○○がないと幸せにはなれない」

というお話をお聞きすることがあります。


もちろん、欲しいものを欲しいと思い

望むものを手に入れるために行動することは大切なことです。


でも、それがないからといって、必ずしも幸せになれない訳ではないのです。


実際に、その方が今もっているもの、周りにあるものをお聞きしていくと

「実は、私の状態はそんなに悪くない」と気づく方がほとんどです


「ない」ものばかり意識していると

あなたがすでにもっていて

幸せになったら感じることができると思っている満足感や安心感を与えてくれるものを

見落としたり、台無しにしたりしてしまいます。



「○○がないから、幸せでない」という状態から、一気に逆転を狙うよりも

「今の状態も悪くないけど、○○があればもっと幸せ」という方が

あなたが本当に望んでいる状態に、ずっと近づきやすくなります。


変化することや進むことがないと、幸せになれないと思っていませんか?

幸せになるためには、変わらなければいけない、進まなければいけないと思っているかもしれません。


でも、変化や進むこと自体が、喜びや幸福だという場合は別にして

必ずしも自分が変わったり、進んだりしないと幸せになれない、という訳ではないのです。


確かに、変化することや進むことは大切です。

ただ、幸せは、あなたがどう感じるのかによって決まります。


だから、状況を大きく変えなくても、
あなたがほんの少し見方や考え方を変えることで感じ方も変わります。


今のあなたのままで幸せを感じてもいいですし、
楽になっても、安心感を感じても、楽しんでもいいのです。


変化や進むことに囚われすぎると、怖れや抵抗感が大きくなってしまいます。


変化するため、進むためには、
すごく頑張ることや苦労することが必要だと思っていると、なおさらです。


変わることや進むことが幸せになるための手段であったのに

いつの間にか、「変わること」や「進むこと」自体が目的になって
あなたのゴール=幸せが見えなくなっていることもあります。


幸せを感じる感度を高める

幸せかどうかは、あなたがどう感じるかです。

もし、あなたが今幸せでないと感じているなら、

今、あなたがもっているものや今あなたの周りにあるもので、
実は幸せな気分にさせてくれるものはありませんか?


あなたが思い描く幸せな状態とはかけ離れているかもしれませんが

温かいお風呂に入ることができること、帰る場所があること、などちょっとしたことでも幸せを感じることはできます。


「ある」ものに目を向けると、幸福感が高まり

「ない」ものに意識を向けると、幸福感から遠ざかります。


「ある」ものに目を向けて、 「幸せ慣れ」しておく方が

幸せになることへの怖れや抵抗感が少なくなり、

さらに欲しいと思っているものにも手を伸ばしやすくなります。


あなたが幸せを感じるのは、思っているほど難しいことではないかもしれません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。