いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの真鍋純子です。

AdobeStock_351686568

以前参加していたワークショップの資料を整理していた時のことです。

 

テーマが “もっと自分に自信をもつ方法” のように

自信にまつわるものが圧倒的に多くて

 

この頃は自信がなくて本当に悩んでいたんだな、と思い出していました。

 

「仕事ができるようになれば

   資格が取れれば

   センスがよくなれば


   自信がついて

   人に対してびくびくせずに

   堂々とできるはず」

 

そんな風に思って、色々やってみて

できるようになったこともあるのですが、


自信がついたかといえば…

 


逆に何もしなくなった今の方が

「自信がない」ということについて悩まなくなりました。

  


というのも、“自信のなさ”というのは


自分の感情や感覚とつながることで

ある程度解消することができるからです。



 

自信というのは、自分を信じること、"自分の能力や価値を確信すること"*です。

 

自信についてのご相談をいただく方は


能力や才能はあるのに、


“自分の価値”を認めることができなくて


自分の能力にも自信をもてなくなっている方がほとんどです。


だから、

何ができる・できないではなく


自分そのもの、ありのままの自分の価値を認めることはとても大切です。




自分の価値を認める、というと難しく感じるかもしれませんね。


でも、あなたが感じていることや考えていることに気づいて、受けとめるだけでもいいんです。

 


自分の価値を認めることができない時に

わたしたちが何に価値をおいているかというと

自分以外の人です。


例えば、私の場合は子どもの頃から

自分以外の人のことばや考え方、感覚が正しい

=価値がある、

だから、それに従う、ということをしていました。

 

 

私自身が感じていたこと、したいと思っていたことには、
全然価値をおいていなかったわけです。


あなたは
誰の言葉、
誰の気持ち、
誰の考え方を
一番信頼していましたか?

 

もし、あなたが自信をもちたい、と思っているなら、

自分の感情や感覚、考え方、好き嫌いをどれぐらい尊重しているかをみてみましょう。

  

あなたが感じていること、考えていることには価値があります。


もっともっと大切にしてあげませんか?



*広辞苑第6版