いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの真鍋純子です。
以前参加していたワークショップの資料を整理していた時のことです。
テーマが “もっと自分に自信をもつ方法” のように
自信にまつわるものが圧倒的に多くて
この頃は自信がなくて本当に悩んでいたんだな、と思い出していました。
「仕事ができるようになれば
資格が取れれば
センスがよくなれば
自信がついて
人に対してびくびくせずに
堂々とできるはず」
そんな風に思って、色々やってみて
できるようになったこともあるのですが、
自信がついたかといえば…
逆に何もしなくなった今の方が
「自信がない」ということについて悩まなくなりました。
というのも、“自信のなさ”というのは
自分の感情や感覚とつながることで
ある程度解消することができるからです。
自信というのは、自分を信じること、"自分の能力や価値を確信すること"*です。
自信についてのご相談をいただく方は
能力や才能はあるのに、
“自分の価値”を認めることができなくて
自分の能力にも自信をもてなくなっている方がほとんどです。
だから、
何ができる・できないではなく
自分そのもの、ありのままの自分の価値を認めることはとても大切です。
自分の価値を認める、というと難しく感じるかもしれませんね。
でも、あなたが感じていることや考えていることに気づいて、受けとめるだけでもいいんです。
自分の価値を認めることができない時に
わたしたちが何に価値をおいているかというと
自分以外の人です。
自分以外の人のことばや考え方、感覚が正しい
=価値がある、
だから、それに従う、ということをしていました。
私自身が感じていたこと、したいと思っていたことには、
全然価値をおいていなかったわけです。
あなたは
誰の言葉、
誰の気持ち、
誰の考え方を
一番信頼していましたか?
もし、あなたが自信をもちたい、と思っているなら、
自分の感情や感覚、考え方、好き嫌いをどれぐらい尊重しているかをみてみましょう。
あなたが感じていること、考えていることには価値があります。
もっともっと大切にしてあげませんか?
*広辞苑第6版