いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの真鍋純子です。
「あの問題に向きあった方がいいのは分かっているんだけど・・・」
「あの人・あの出来事を手放せばいいと分かっているんだけど・・・」
あなたにも
“これをしたら楽になる”とか
“これを手放したら自分が望む方向に進める”
と気づいてはいるけれど、なかなか踏み出せないこと、ありませんか?
頭ではわかっているんだけどできないこと
というのはたくさんあります。
私も「やったらいいのはわかっているんだけど・・・」
と、数年先延ばしにしてしまったことや、
いまだに、やったら楽になると分かってはいても
「ちゃんとやれる自信がない」
「失敗したらどうしよう」
と思って、つい先延ばしにしてしまうことがよくあります。
ちょっとしたことでもこんな感じです。
だから、もしそれが
あなたのこれからの人生に関わることであれば、なおさら踏み出すのに勇気がいるものです。
本当にほしいものや望んでいる状態であればある程、
実際にやってみて手に入らなかったらどうしよう、という不安や怖れが出てくるからです。
例えば、
「あの人を手放したからといって、本当に私だけを見て、大切にしてくれるパートナーなんか見つかるの?」という不安や怖れがでてきて、
「それだったら、まだ今の方がいいかな」と思ってしまうものです。
こういう場合におすすめしたいのが、まずは、
小さな具体的な行動に落とし込む、ということです。
例えば、
「あの人に連絡をとってみる」
「あの人に関わるものを1つ処分する」
「あの出来事を誰かに話してみる」
とか、どんなに些細なことでもいいので、行動してみることです。
そうすると、気持ちが軽くなったり、
「やってみるといい方向に進む」という信頼が生まれます。
やってみるまではこの信頼がないので、
最初の一歩というのが一番こわさを感じるものなのです。
半歩でも踏み出すと、信頼が生まれます。
そして、もし一人でやるのが難しければ、誰かに背中を押してもらう、ということも1つの方法です。
ちょっと勇気を出して、誰かをあてにしてみませんか?